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引越し侍

引越し料金が安くなる時期と、その理由

引越し料金を下げる方法のなかで、荷物を減らすより手軽で、効果も大きいのが日程をずらすことです。同じ荷物を同じ場所へ運ぶだけなのに、いつ頼むかによって金額が倍近く変わることがあります。日程に融通が利く人であれば、ここを押さえるだけで数万円が浮きます。

まず月単位で見ていきます。もっとも高いのは3月と4月です。進学、就職、転勤が一斉に重なり、引越しの需要が跳ね上がります。とくに3月下旬から4月上旬は一年で最も混み合う時期で、料金は通常期の1.5倍から2倍。この時期は値引き交渉もほとんど通りません。業者からすれば、値引きしなくても予約が埋まるからです。

逆に安いのは、11月から1月にかけてと、6月です。年末年始と梅雨時は引越しをする人が少なく、業者にとっては空いたトラックを動かしたい時期になります。この時期であれば、交渉の余地も生まれます。ただし12月の下旬だけは年末の駆け込みで少し上がるので、狙うなら11月から12月の中旬あたりが無難です。

次に、月のなかのどこを選ぶかです。月末と月初は高くなります。賃貸契約の更新や解約が月単位で区切られているため、多くの人が月末に退去して月初に入居するからです。同じ月でも、中旬の平日であれば料金が下がります。

曜日でも差が出ます。土日と祝日は高く、平日は安い。仕事の都合で土日にしたくなる気持ちは分かりますが、有給を一日使って平日に動かせるなら、その一日で数万円の差が出ることもあります。

時間帯も効きます。引越し業者は、午前便、午後便、フリー便という区分を持っていることが多く、この順に安くなります。午前便は朝から作業が始まって一日が読めるぶん人気が高い。午後便は前の現場が長引くと開始が遅れます。フリー便は開始時刻を業者に任せるもので、その代わり最も安く設定されています。当日の予定を空けておけるなら、フリー便は有力な選択肢です。

なお、大安や仏滅といった六曜を気にする人もいます。実際に仏滅の日は予約が入りにくく、そのぶん安く設定している業者もあります。こだわりがないなら、これも狙い目のひとつです。

まとめると、安さを最優先するなら、11月から12月中旬の、月の中旬の、平日の、フリー便。ここまで揃えられれば、繁忙期の半分以下になることも珍しくありません。

もっとも、引越しの日程は自分だけで決められるものではありません。契約や仕事の都合が優先されるのは当然です。そのうえで、動かせる部分だけでも動かしてみる。それだけでも金額は変わります。

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